「天中殺(てんちゅうさつ)の年だから、結婚は来年にしたほうがいい」「今月は天中殺だから、契約は来月に回そう」。占いにくわしくない方でも、こうした言葉を一度は耳にしたことがあるかもしれません。響きが強い言葉なので、意味より先に不安が広がりやすいところがあります。

けれども天中殺の仕組みそのものは、驚くほど単純です。十の天干と十二の地支を順に組み合わせていくと、どうしても二つの地支が余ります。その「余り」が天中殺です。この記事では、仕組み、自分のタイプの調べ方(早見表と計算式)、年・月・日にめぐる時期、そして結婚のように気になる場面での考え方を、四柱推命(子平推命)の立場から順に整理していきます。

1 天中殺とは——十干と十二支の「余り」から生まれる二つの地支

天中殺
天中殺 · てんちゅうさつ
旬のなかで天干と組めずに残る二つの地支

暦の干支は、甲(きのえ)から癸(みずのと)までの十干と、子(ね)から亥(い)までの十二支を、ひとつずつずらしながら組み合わせてつくります。甲子、乙丑、丙寅と進み、六十番目の癸亥で一巡します。これが六十干支です。

六十干支は、甲で始まる十組ずつ、六つのまとまりに分けられます。このまとまりを旬(じゅん)と呼びます。最初の旬は甲子から癸酉までの十組で、甲子旬といいます。

ここで数に注目してください。一つの旬に登場する天干は十種類すべてですが、地支は十二のうち十だけです。甲子旬なら、子から酉までの十支には組む天干がありますが、戌(いぬ)と亥(い)の二支は、この旬のなかで一度も天干と組みません。天干は「天」、地支は「地」にたとえられますから、この二支は天の覆いを持たない地支ということになります。この二支を、算命学では天中殺、四柱推命では空亡と呼びます。

☯ひとことで言うと: 天中殺とは、自分の日柱が属する旬のなかで、天干と組めずに残った二つの地支のことです。旬は六つあるので、天中殺も六種類あります。

字面から「天が殺す」と受け取られがちですが、伝統的には「天の働きが途中で途切れる」と説明されます。天干の後ろ盾がない地支がめぐる時期は、外からの支えや引き立てが届きにくいと考えられてきました。何かが壊れることを告げる言葉と受け取る必要はありません。

2 天中殺と空亡は同じ仕組み——呼び名が違う理由

結論から言うと、天中殺と空亡(くうぼう)は、同じ計算から出てくる同じ二つの地支です。違うのは、その言葉を使う占術と、重点の置き方です。

四柱推命での空亡の読み方——年柱・月柱・時柱のどこに空亡があるか、それぞれの長所と注意点、大運でその地支がめぐってきたときの読み方——は、空亡(くうぼう)の解説記事でくわしく取り上げています。この記事では、日本で「天中殺」と呼ばれている側面、つまり自分のタイプと、時期としてめぐってくる周期に焦点を当てます。

なお、六星占術の「大殺界」もよく天中殺と混同されます。大殺界は12年のうち3年をひと続きの区切りとする別の占術の言葉で、この記事で扱う天中殺(12年に2年)と同じものとして読み替えることはできません。

3 天中殺の調べ方——日柱から旬を割り出す三つのステップ

天中殺を調べるのに必要なのは、生まれた日の干支、つまり日柱(にっちゅう)だけです。生まれ年の干支でも、十二支の動物でもありません。

  1. 日柱を確かめる。万年暦で生年月日の干支を引くか、無料の命式作成で四柱を出します。万年暦を使わずに求める方法は日柱の調べ方にまとめました。
  2. 日柱がどの旬に入るかを見る。次の章の早見表で、自分の日柱がある列を探します。
  3. その旬の天中殺を読む。列の見出しにある二支が、あなたの天中殺です。
◐深夜に生まれた方へ: 日柱は一日ごとに替わるため、23時台に生まれた方は、流派によって日柱が変わることがあります。このサイトでは23時以降の生まれでも日柱はその日のままとし、時柱の天干だけを翌日の基準で出します(夜子時)。日柱そのものを翌日に送る流派もあります。また、このサイトは出生地の経度と均時差で時刻を補正する真太陽時を使うため、日付の境目に近い時刻に生まれた方は、命式作成の結果で確かめてください。

4 天中殺早見表——六十干支を六つの旬に分けた一覧

六十干支を旬ごとに縦に並べた早見表です。行は日柱の天干、つまり日干(にっかん)で揃えてあります。このサイトでは日干を日主(にっしゅ)とも呼びます。自分の日柱を見つけたら、その列の見出しが天中殺のタイプです。

天中殺戌亥申酉午未辰巳寅卯子丑
日干\旬甲子旬甲戌旬甲申旬甲午旬甲辰旬甲寅旬
甲甲子甲戌甲申甲午甲辰甲寅
乙乙丑乙亥乙酉乙未乙巳乙卯
丙丙寅丙子丙戌丙申丙午丙辰
丁丁卯丁丑丁亥丁酉丁未丁巳
戊戊辰戊寅戊子戊戌戊申戊午
己己巳己卯己丑己亥己酉己未
庚庚午庚辰庚寅庚子庚戌庚申
辛辛未辛巳辛卯辛丑辛亥辛酉
壬壬申壬午壬辰壬寅壬子壬戌
癸癸酉癸未癸巳癸卯癸丑癸亥

たとえば日柱が丙午なら、丙の行を右へたどると寅卯天中殺の列にあります。旬は甲辰旬です。

計算で出す方法——地支の番号から天干の番号を引く

表が手元にないときは、引き算ひとつで求められます。天干と地支に、次の番号を振ります。

番号123456789101112
天干甲乙丙丁戊己庚辛壬癸--
地支子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥

日柱の地支の番号から天干の番号を引きます。答えがマイナスになったら12を足します。答えはいつも0から10までの偶数になり、その数で旬と天中殺が決まります。

引き算の答え旬天中殺
0甲子旬戌亥天中殺
2甲寅旬子丑天中殺
4甲辰旬寅卯天中殺
6甲午旬辰巳天中殺
8甲申旬午未天中殺
10甲戌旬申酉天中殺

覚え方のこつがあります。答えをNとすると(0のときは12と読み替えます)、番号がN-1とNにあたる二つの地支が天中殺です。答えが4なら3番の寅と4番の卯で寅卯天中殺、答えが8なら7番の午と8番の未で午未天中殺です。答えに1を足した番号の地支に甲をつけると旬の名前になる、という対応もあります(4なら5番の辰で甲辰旬。0のときはここでは読み替えず、1番の子で甲子旬)。

例:日柱が戊辰(つちのえたつ)なら、辰の5から戊の5を引いて0。0は12と読み替えるので、11番の戌と12番の亥、つまり戌亥天中殺です。

5 計算例——三つの命式で確かめる

このサイトの計算エンジンで出した実際の命式で、手順を確かめてみます。柱の下の文字は、日干から見た天干の通変星(十神)です。

例A:1988年7月12日9時30分、東京生まれの女性

年柱
戊
辰
比肩
月柱
己
未
劫財
日柱
戊
辰
日干
時柱
丁
巳
印綬

東京の経度で真太陽時に直すと9時43分になりますが、日柱は戊辰のままです。戊辰は甲子旬の五番目なので、天中殺は戌亥。計算式でも辰5-戊5=0で、同じ答えになります。この方の次の天中殺の年は、2030年(庚戌)と2031年(辛亥)です。

例B:1975年3月3日6時15分、大阪生まれの男性

日柱は戊申(つちのえさる)。戊申は甲辰旬に入るので、寅卯天中殺です。計算式では申9-戊5=4で、やはり寅卯です。この命式で目を引くのは、年支の卯、月支の寅、時支の卯と、三つの柱の地支が寅卯にあたっていることです。命式のなかに空亡の地支があるとき、それをどう読むかは四柱推命の大きなテーマで、柱ごとの意味は空亡の記事で解説しています。

例D:1983年2月4日8時、福岡生まれの男性(立春の日)

立春の当日、立春の時刻より前に生まれた方です。そのため年柱は前年の壬戌(みずのえいぬ)、月柱は癸丑になります。一方、天中殺に使う日柱は立春とは関係がなく、その日の干支である癸亥(みずのとい)です。癸亥は六十干支の最後で、甲寅旬に入ります。計算式では亥12-癸10=2で、子丑天中殺です。

年柱や月柱は立春や節入りの時刻で切り替わりますが、日柱は日付で決まります。生まれた日が節目の日でも、天中殺の調べ方は変わりません。

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6 六つの天中殺タイプ——伝統的に語られる傾向

算命学では、天中殺の二支によって人を六つのタイプに分け、それぞれの傾向が語られてきました。以下は、伝統的に言われてきたテーマの紹介です。流派や書き手によって表現はかなり違いますし、四柱推命では人を六つのタイプに分けて読むことはしません。性格や人生を決めつける分類とは受け取らず、話の入り口として読んでください。

子丑
子丑(ねうし)天中殺
十二支の始まりの二支が空く型。伝統的には、親や目上の引き立てを当てにせず、自分の力で一から道をつくる「初代運」のタイプと言われます。時間をかけて実りを積む晩成型とされることも多い型です。
寅卯
寅卯(とらう)天中殺
春の始まりにあたる二支が空く型。伝統的には、現実的で行動が早く、目の前の暮らしを自分の手で動かしていくタイプと言われます。身近な家族との関わり方が人生のテーマになりやすいとも語られます。
辰巳
辰巳(たつみ)天中殺
伝統的には、六つのなかで最も個性が強い型と言われ、平穏よりも変化のなかで力を出すタイプとされます。家や世間の決まった道筋から離れ、独自の道を選びやすいとも語られます。
午未
午未(うまひつじ)天中殺
夏の盛りにあたる二支が空く型。伝統的には、理想や自分なりの美意識を大切にし、若いうちから自立心が強いタイプと言われます。2026年と2027年は、このタイプの天中殺の年です。
申酉
申酉(さるとり)天中殺
秋の実りにあたる二支が空く型。伝統的には、行動範囲が広く、多くのことを同時に抱えてこなすタイプと言われます。家庭と外の世界のバランスの取り方がテーマになるとも語られます。
戌亥
戌亥(いぬい)天中殺
十二支の最後の二支が空く型。伝統的には、精神性や理想を重んじ、学問や芸術、目に見えない世界に関心が向きやすいタイプと言われます。損得より意味を求める型として語られます。

どのタイプが良い、悪いということはありません。六つのタイプは、同じ仕組みで二つの地支が空いていて、その空いている場所が違うだけです。

7 天中殺はいつ来るか——年・月・日の三つの周期

天中殺の二支は、暦のうえで年・月・日のそれぞれにめぐってきます。年の干支の地支が自分の天中殺の二支にあたる年が「天中殺の年」、月なら「天中殺の月」、日なら「天中殺の日」です。伝統的には、影響は年がいちばん大きく、次が月、日は小さいとされます。

年の天中殺——12年に2年、立春で切り替わる

十二支は12年で一巡するので、天中殺の年は12年ごとに2年続けてやってきます。年の境目は立春(毎年2月4日前後)で、1月1日ではありません。たとえば2026年1月は、まだ前年の乙巳の年として扱います。

タイプ前回の天中殺年現在・次回の天中殺年
子丑天中殺2020年(庚子)・2021年(辛丑)2032年(壬子)・2033年(癸丑)
寅卯天中殺2022年(壬寅)・2023年(癸卯)2034年(甲寅)・2035年(乙卯)
辰巳天中殺2024年(甲辰)・2025年(乙巳)2036年(丙辰)・2037年(丁巳)
午未天中殺2014年(甲午)・2015年(乙未)2026年(丙午)・2027年(丁未)=現在
申酉天中殺2016年(丙申)・2017年(丁酉)2028年(戊申)・2029年(己酉)
戌亥天中殺2018年(戊戌)・2019年(己亥)2030年(庚戌)・2031年(辛亥)

月の天中殺——毎年2か月、節入りで切り替わる

月の干支は、二十四節気のうち「節」にあたる瞬間、つまり節入り(せついり)で替わります。各タイプの天中殺の月は、毎年おおよそ次の時期です。

タイプ天中殺の月毎年のおおよその時期
子丑天中殺子月・丑月(大雪〜立春)12月7日ごろ〜翌年2月4日ごろ
寅卯天中殺寅月・卯月(立春〜清明)2月4日ごろ〜4月5日ごろ
辰巳天中殺辰月・巳月(清明〜芒種)4月5日ごろ〜6月6日ごろ
午未天中殺午月・未月(芒種〜立秋)6月6日ごろ〜8月7日ごろ
申酉天中殺申月・酉月(立秋〜寒露)8月7日ごろ〜10月8日ごろ
戌亥天中殺戌月・亥月(寒露〜大雪)10月8日ごろ〜12月7日ごろ

節入りの日時は年によって一日ほど前後し、時刻も毎年違います。2026年と2027年の正確な日時は天中殺カレンダー2026・2027にまとめました。

日の天中殺——12日に2日

日の干支も十二支を順にめぐるので、12日ごとに2日、天中殺の日が来ます。たとえば2026年10月13日は庚申の日で、15日(壬戌)と16日(癸亥)が戌亥天中殺の人の天中殺日、続く17日(甲子)と18日(乙丑)が子丑天中殺の人の天中殺日です。三つの周期のなかで最も影響が小さいとされ、日取りを選ぶときの目安として使う程度で十分です。

8 天中殺の時期にすすめられること、控えること

算命学の伝統では、天中殺の時期は「新しく始めることを控え、すでにあるものを整える時期」とされてきました。よく挙げられるのは次のようなことです。

控えたほうがよいとされること

向いているとされること

天中殺に入る前から決まっていた流れ、たとえば以前から進めてきた計画の実行や、会社の辞令による異動などは、自分から新しく始めることとは分けて考える、という説明もよく見られます。

落ち着いて見るために

天中殺は「悪いことが起きる時期」と言われることがあります。けれども仕組みから考えれば、天干の支えを持たない地支がめぐってくる時期、つまり外からの後押しや追い風が弱まる時期です。追い風のない日に大きな帆を張っても、思うようには進みません。だから伝統は、大きく漕ぎ出すのは追い風のあるときに、とすすめてきたわけです。

天中殺は、何かが起きる時期というより、外からの支えを当てにしにくい時期です。足もとを固める時間として使えば、明けたあとの一歩が軽くなります。

四柱推命の立場からもう一つ付け加えると、同じ天中殺の年でも、その年の干支が命式とどう関わるかで、実際の感じ方は人によって大きく違います。年の天干・地支と日干の関係は流年の記事で解説しています。天中殺だけを見て一年の良し悪しを決めてしまわないことが大切です。

9 天中殺と結婚——避けたほうがいいのか

天中殺について最も多い質問の一つが結婚です。「天中殺の年に入籍してもいいのか」「天中殺の時期に出会った相手とはうまくいかないのか」といった声をよく聞きます。

伝統的な考え方では、結婚は人生でも特に大きな「始まり」なので、天中殺の年や月に入籍や挙式をすることは控えたほうがよいとされます。日取りに自由がきくなら、天中殺の時期を外して選ぶのは理にかなった配慮です。

一方で、天中殺だけで結婚の可否を決めるのは行き過ぎです。四柱推命で夫婦の縁を見るときは、配偶者の宮である日支の状態、命式全体の五行のバランス、いまの大運と流年、そして二人の命式の関係を合わせて読みます。また、二人の天中殺はタイプが違うことのほうが多く、両方の天中殺をすべて避けようとすると、選べる時期はかなり限られてしまいます。

実際的には、次の順で考えるのがおすすめです。

  1. 二人の関係そのものと、暮らしの準備が整っているかを第一にする。
  2. 日取りを動かせるなら、天中殺の年・月を外したうえで、日の吉凶も見て選ぶ(結婚式の日取りの選び方)。
  3. 天中殺の時期にしか入籍できない事情があるなら、無理に延ばさず、話し合いと準備を丁寧に重ねる時期と考える。

「天中殺の時期に出会った相手とは長続きしない」という言い方もありますが、そうした出会いの夫婦がみな同じ道をたどるわけではありません。二人の相性は、天中殺よりはるかに多くの要素から読み取るものです。

10 流派による違いと、このサイトの計算方法

天中殺(空亡)の出し方には、主に二つの流儀があります。

二つの結果は一致するとは限りません。例Aの方は年柱も日柱も戊辰なので、どちらで見ても戌亥です。ところが例Bの方は、日柱の戊申から見ると寅卯、年柱の乙卯から見ると子丑となり、答えが分かれます。例Dの方は、年柱の壬戌も日柱の癸亥も甲寅旬なので、どちらも子丑です。

このサイトの命式作成と鑑定では、天中殺・空亡を日柱から出しています。日柱は本人そのものを表す柱で、旬の考え方とも最もよく合うためです。年柱から見る方法は、流派の違いとして知っておけば十分です。

生まれた時刻がわからない方へ

天中殺は日柱で決まるので、出生時刻がわからなくても調べられます。三柱鑑定では、年柱・月柱・日柱とその蔵干・通変星、配偶者の宮である日支、十の大運とそれぞれが始まる年、今年の流年と12の節月を読み解きます。時柱は含みません。

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11 よくある質問

天中殺がない人はいますか

いません。日柱は六十干支のどれかにあたるので、誰もが六つのタイプのいずれかに入ります。

生まれ年の十二支で天中殺が決まりますか

決まりません。天中殺を決めるのは日柱です。同じ年に生まれた人でも、生まれた日が違えば天中殺のタイプは別々です。年柱から空亡を出す流派もありますが(第10章)、その場合も十二支の動物だけでなく、年柱の干支がどの旬に入るかで見ます。

天中殺の期間に始めてしまったことは、やめたほうがいいですか

無理に取りやめる必要はありません。気になるなら、天中殺が明けたあとに計画や条件をいちど見直す、という程度の向き合い方で十分です。

2026年は誰の天中殺の年ですか

2026年(丙午)と2027年(丁未)は、午未天中殺の人の天中殺の年です。タイプ別の天中殺月の日時は天中殺カレンダー2026・2027で確かめられます。

天中殺は、六十干支という暦の仕組みが生んだ空白に付けられた名前です。空白があるのは誰でも同じで、違うのはその場所と、めぐってくる時期だけです。自分のタイプと周期を知っておけば、大きな始まりをいつに置くかを落ち着いて選べるようになります。

天中殺を、命式全体の流れの中で読む

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