2026年(丙午)と2027年(丁未)は、午未天中殺(うまひつじてんちゅうさつ)の人にとって12年に一度めぐってくる「天中殺の年」です。そして年とは別に、どのタイプの人にも毎年2か月ずつ「天中殺の月」があります。この記事では、2026年と2027年の天中殺を、年と月の切り替わりの日時(日本時間)まで含めてカレンダーにまとめました。

天中殺の仕組み、自分のタイプの調べ方、六十干支の早見表は天中殺とはの記事で解説しています。ここでは日付と、その使い方に絞ります。

☯先に結論: 2026年2月4日5時01分から2028年2月4日16時30分までの二年間が、午未天中殺の人の天中殺の年です。辰巳天中殺の年は2026年の立春で明け、次に年の天中殺を迎えるのは申酉天中殺(2028年・2029年)です。月の天中殺は節入りで替わるので、6月や2月の初めの数日は前の月として扱います。

1 2026年・2027年は午未天中殺の二年間

丙午
2026年・丙午(ひのえうま)
2026年2月4日5時01分(立春)から2027年2月4日10時45分まで。天干の丙は陽の火、地支の午は陽の火です。午未天中殺の一年目にあたります。
丁未
2027年・丁未(ひのとひつじ)
2027年2月4日10時45分(立春)から2028年2月4日16時30分まで。天干の丁は陰の火、地支の未は陰の土です。午未天中殺の二年目にあたります。

年の地支が午、続いて未。この二支を天中殺に持つのは、日柱が甲申旬に入る人です。日柱が次の十の干支のどれかなら、あなたは午未天中殺です。

甲申・乙酉・丙戌・丁亥・戊子・己丑・庚寅・辛卯・壬辰・癸巳

年の区切りは立春の瞬間です。2026年1月や2月3日はまだ乙巳の年で、午未天中殺の年には入っていませんでした。終わりも同じく立春で、2028年2月4日16時30分までが天中殺の年にあたります。

2 自分のタイプを30秒で確かめる

天中殺のタイプは、生まれた日の干支(日柱)で決まります。生まれ年の十二支では決まりません。日柱がわかれば、引き算ひとつで求められます。

天干に甲1・乙2・丙3・丁4・戊5・己6・庚7・辛8・壬9・癸10、地支に子1・丑2・寅3・卯4・辰5・巳6・午7・未8・申9・酉10・戌11・亥12と番号を振り、地支の番号-天干の番号を計算します。マイナスになったら12を足してください。答えが0なら戌亥、2なら子丑、4なら寅卯、6なら辰巳、8なら午未、10なら申酉天中殺です。

たとえば日柱が庚寅なら、寅3-庚7=-4、12を足して8で午未天中殺。日柱そのものがわからない方は、無料の命式作成で四柱を出すとすぐにわかります。表で確かめたい方は、天中殺の早見表をご覧ください。

3 6タイプ別・天中殺月カレンダー2026・2027

月の天中殺は、その月の地支が自分の天中殺の二支にあたる二か月です。月の干支は節入り(せついり)の瞬間に替わるので、下の表では始まりと終わりを節入りの日時(日本時間)で示しています。終わりの時刻は「その瞬間まで」という意味です。

タイプ天中殺の月2026年2027年
子丑天中殺子月・丑月(大雪〜立春)2025年12月7日6時04分〜2月4日5時01分、12月7日11時52分〜2027年2月4日10時45分前年から続く期間:〜2月4日10時45分、12月7日17時37分〜2028年2月4日16時30分
寅卯天中殺寅月・卯月(立春〜清明)2月4日5時01分〜4月5日3時39分2月4日10時45分〜4月5日9時17分
辰巳天中殺辰月・巳月(清明〜芒種)4月5日3時39分〜6月6日0時48分4月5日9時17分〜6月6日6時25分
午未天中殺午月・未月(芒種〜立秋)6月6日0時48分〜8月7日20時42分6月6日6時25分〜8月8日2時26分
申酉天中殺申月・酉月(立秋〜寒露)8月7日20時42分〜10月8日15時28分8月8日2時26分〜10月8日21時16分
戌亥天中殺戌月・亥月(寒露〜大雪)10月8日15時28分〜12月7日11時52分10月8日21時16分〜12月7日17時37分

子丑天中殺だけは、天中殺の月が冬の二か月で年をまたぐため、一年のなかに「年初の残り」と「年末の始まり」の二つの期間があります。2027年12月7日17時37分に始まる子丑の天中殺月は、2028年2月4日16時30分の立春まで続きます。

4 天中殺の月は1日に替わらない——節入りという境目

「辰巳天中殺 2026年6月」「寅卯天中殺 2026年2月」のように、カレンダーの月の名前で天中殺を調べる方は少なくありません。迷いやすいのは、暦の月と天中殺の月の境目がずれているからです。

四柱推命でも算命学でも、月の干支は節入り、つまり二十四節気の「節」にあたる瞬間に替わります。2026年の午月(甲午)が始まるのは、芒種の6月6日0時48分です。6月1日から5日までは、まだ巳月(癸巳)のなかにあります。

年についても同じことが言えます。年の干支は立春で替わるので、2026年1月は乙巳の年の終わりにあたり、辰巳天中殺の人にとっては天中殺の年の最後の一か月でした。

◐節入りの時刻について: 節入りは日付で区切るものではありません。太陽が黄道上の決まった位置に来た瞬間で区切ります。この記事の時刻は日本時間です。海外にお住まいの方は、同じ瞬間を現地時間に換算してください。暦の資料によっては、表記が1分ほど前後することがあります。

5 節月カレンダー2026・2027——月柱と天中殺月のタイプ

2026年と2027年の各月の干支(月柱)と、その月が天中殺月にあたるタイプの一覧です。期間はすべて節入りの日時で区切っています。色のついた欄は、午未天中殺の人にとって年と月の天中殺が重なる期間です。

節月月柱期間(日本時間)天中殺月にあたるタイプ
子月戊子2025年12月7日6時04分(大雪)〜2026年1月5日17時22分(小寒)子丑天中殺
丑月己丑2026年1月5日17時22分(小寒)〜2月4日5時01分(立春)子丑天中殺
寅月庚寅2026年2月4日5時01分(立春)〜3月5日22時58分(啓蟄)寅卯天中殺
卯月辛卯2026年3月5日22時58分(啓蟄)〜4月5日3時39分(清明)寅卯天中殺
辰月壬辰2026年4月5日3時39分(清明)〜5月5日20時48分(立夏)辰巳天中殺
巳月癸巳2026年5月5日20時48分(立夏)〜6月6日0時48分(芒種)辰巳天中殺
午月甲午2026年6月6日0時48分(芒種)〜7月7日10時56分(小暑)午未天中殺
未月乙未2026年7月7日10時56分(小暑)〜8月7日20時42分(立秋)午未天中殺
申月丙申2026年8月7日20時42分(立秋)〜9月7日23時40分(白露)申酉天中殺
酉月丁酉2026年9月7日23時40分(白露)〜10月8日15時28分(寒露)申酉天中殺
戌月戊戌2026年10月8日15時28分(寒露)〜11月7日18時51分(立冬)戌亥天中殺
亥月己亥2026年11月7日18時51分(立冬)〜12月7日11時52分(大雪)戌亥天中殺
子月庚子2026年12月7日11時52分(大雪)〜2027年1月5日23時09分(小寒)子丑天中殺
丑月辛丑2027年1月5日23時09分(小寒)〜2月4日10時45分(立春)子丑天中殺
寅月壬寅2027年2月4日10時45分(立春)〜3月6日4時39分(啓蟄)寅卯天中殺
卯月癸卯2027年3月6日4時39分(啓蟄)〜4月5日9時17分(清明)寅卯天中殺
辰月甲辰2027年4月5日9時17分(清明)〜5月6日2時24分(立夏)辰巳天中殺
巳月乙巳2027年5月6日2時24分(立夏)〜6月6日6時25分(芒種)辰巳天中殺
午月丙午2027年6月6日6時25分(芒種)〜7月7日16時36分(小暑)午未天中殺
未月丁未2027年7月7日16時36分(小暑)〜8月8日2時26分(立秋)午未天中殺
申月戊申2027年8月8日2時26分(立秋)〜9月8日5時28分(白露)申酉天中殺
酉月己酉2027年9月8日5時28分(白露)〜10月8日21時16分(寒露)申酉天中殺
戌月庚戌2027年10月8日21時16分(寒露)〜11月8日0時38分(立冬)戌亥天中殺
亥月辛亥2027年11月8日0時38分(立冬)〜12月7日17時37分(大雪)戌亥天中殺
子月壬子2027年12月7日17時37分(大雪)〜2028年1月6日4時54分(小寒)子丑天中殺
丑月癸丑2028年1月6日4時54分(小寒)〜2月4日16時30分(立春)子丑天中殺

まずは無料で命式を作成

生年月日と出生時刻を入力すると、約1分で日主、五行のバランス、四柱の構成を無料でご覧いただけます。

無料で命式を作成する →

6 午未天中殺の二年間——年と月が重なる6月から8月

午未天中殺の人にとって、2026年と2027年は年そのものが天中殺です。なかでも、月の天中殺(午月・未月)が重なる期間は、伝統的に天中殺の性質が最もはっきり表れやすいとされてきました。

2026年2月4日5時01分
丙午の立春。天中殺の年に入ります。
2026年6月6日0時48分〜8月7日20時42分
年と月の天中殺が重なる一度目の期間(甲午月・乙未月)。
2027年2月4日10時45分
丁未の立春。天中殺の二年目に入ります。
2027年6月6日6時25分〜8月8日2時26分
二度目の重なり(丙午月・丁未月)。
2028年2月4日16時30分
戊申の立春。天中殺の年が明けます。

重なりの期間は、引っ越しや開業、家の購入といった大きな始まりを置くのを避ける時期として、まず押さえておきたいところです。逆に言えば、二年間すべてを身構えて過ごす必要はありません。

同じ午未天中殺でも、二年間の中身は人によって違う

午未天中殺の十の日柱は、日干(にっかん)がすべて異なります。日干は生まれた日の天干のことで、このサイトでは日主(にっしゅ)とも呼びます。そのため、2026年の丙と2027年の丁が日干から見てどの通変星(十神)にあたるか、年支の午と未が日干から見てどの十二運星(じゅうにうんせい)にあたるかは、日柱ごとに違ってきます。

日柱2026年・丙の通変星午の十二運星2027年・丁の通変星未の十二運星
甲申食神死傷官墓
乙酉傷官長生食神養
丙戌比肩帝旺劫財衰
丁亥劫財建禄比肩冠帯
戊子偏印帝旺印綬衰
己丑印綬建禄偏印冠帯
庚寅偏官沐浴正官冠帯
辛卯正官病偏官衰
壬辰偏財胎正財養
癸巳正財絶偏財墓

偏官は七殺、印綬は正印とも呼ばれます。たとえば甲申の人にとって、2026年の丙は食神、2027年の丁は傷官にあたり、表現や発信が前に出やすい二年間と読めます。壬辰の人には丙が偏財、丁が正財で、お金や仕事の現実面がテーマになりやすい組み合わせです。また、戊子の人は2026年の午が日支の子と沖(ちゅう)になり、己丑の人は2027年の未が日支の丑と沖になります。日支との沖は流年のなかでも動きの大きい配置とされるので、この二つの日柱の方は、流年の読み方もあわせて確かめておくと安心です。

7 辰巳天中殺は2026年の立春で明けた——次は申酉天中殺

2024年(甲辰)と2025年(乙巳)は、辰巳天中殺の人の天中殺の年でした。この二年間は2026年2月4日5時01分の立春で終わり、辰巳天中殺の人にとって2026年は、天中殺の年が明けた最初の年です。ただし月の天中殺は毎年めぐるので、2026年4月5日3時39分から6月6日0時48分、2027年4月5日9時17分から6月6日6時25分は天中殺の月にあたります。

午未天中殺の次に年の天中殺を迎えるのは、申酉天中殺です。2028年(戊申・つちのえさる)の立春、2月4日16時30分から、2029年(己酉・つちのととり)を経て2030年の立春までが天中殺の年になります。大きな計画を温めている申酉天中殺の方は、2026年と2027年のうちに、毎年の天中殺月(8月上旬〜10月上旬)を外して動き出しておくと、天中殺の年に始めることを避けやすくなります。

年(年柱)天中殺の年にあたるタイプ
2024年(甲辰)・2025年(乙巳)辰巳天中殺(2026年2月4日5時01分に終了)
2026年(丙午)・2027年(丁未)午未天中殺(2028年2月4日16時30分まで)
2028年(戊申)・2029年(己酉)申酉天中殺(2028年2月4日16時30分から)
2030年(庚戌)・2031年(辛亥)戌亥天中殺
2032年(壬子)・2033年(癸丑)子丑天中殺
2034年(甲寅)・2035年(乙卯)寅卯天中殺
2036年(丙辰)・2037年(丁巳)辰巳天中殺

8 タイプ別に見る2026年と2027年

子丑天中殺

年の天中殺は2032年・2033年なので、2026年と2027年は月の天中殺だけです。年末年始をまたぐ冬の二か月が毎回天中殺の月になるため、年末に新しいことを決めるときは、大雪(12月7日ごろ)の前か、立春の後かを意識しておくと計画が立てやすくなります。

寅卯天中殺

2026年の天中殺の月はすでに終わり、2027年は2月4日10時45分から4月5日9時17分までです。年度替わりの準備と重なりやすい時期ですが、辞令や入学のように外から決まる予定は別として、自分から始める大きな変更は、その前後に置くとよいとされます。年の天中殺は2034年・2035年です。

辰巳天中殺

二年続いた年の天中殺が2026年の立春で明けました。月の天中殺は毎年4月上旬から6月上旬で、6月の最初の数日まで続く点に注意してください。年の天中殺が明けたあとは、温めてきた計画を形にしやすいとされます。

午未天中殺

2026年・2027年は年の天中殺です。とくに6月6日から8月上旬は年と月が重なります。まずはこの重なりの期間に大きな始まりを置かないこと、そのうえで二年間を見直しと準備にあてることが、伝統的なすすめ方です。

申酉天中殺

2026年の天中殺の月は8月7日20時42分から10月8日15時28分まで、2027年は8月8日2時26分から10月8日21時16分までです。2028年からは年の天中殺に入るので、この二年間は大きなことを始める準備期間として使えます。

戌亥天中殺

2026年の天中殺の月は10月8日15時28分から12月7日11時52分まで、2027年は10月8日21時16分から12月7日17時37分までです。基礎編の記事で計算例に挙げた例A(1988年7月12日、東京生まれの女性、日柱は戊辰)もこのタイプで、毎年秋から初冬が天中殺の月、年の天中殺は2030年・2031年です。

9 天中殺カレンダーの使い方——恐れずに予定を組むために

このカレンダーは、怖い時期を数えるためのものではありません。大きな始まりをいつに置くかを考えるための材料です。

何を控え、天中殺が明けたあとをどう迎えるかは、天中殺とはの記事でもう少しくわしく扱っています。

また、天中殺は年の流れを読むときの一つの層にすぎません。その年の干支が命式や大運とどう関わるかは、2026年・丙午の運勢と2027年・丁未の運勢で、日干ごとに解説しています。

天中殺の年を、流年と大運の中で見る

年運予測では、命式を作成したうえで、その年の流年と、いまめぐっている大運があなたの命式にどう重なるかを確かめられます。天中殺の時期とあわせて見れば、一年の流れを落ち着いて見通せます。

年運予測を見る →

10 よくある質問

天中殺の月は、何日から何日までですか

始まりの節入りの瞬間から、二つ先の節入りの瞬間までです。毎月1日では区切らず、上のカレンダーの日時で区切ります。たとえば2026年の戌亥天中殺の月は、10月8日15時28分から12月7日11時52分までです。

午未天中殺の人は、2026年と2027年に何もしないほうがいいのですか

そうではありません。仕事も暮らしも続きますし、二年間すべてを止める必要はありません。伝統的なすすめは、自分から新しく始める大きなことを控えるという点にあり、すでに進んでいることを仕上げたり、整えたりするにはむしろ向いた時期とされます。

年の天中殺と月の天中殺は、どちらを重く見ますか

伝統的には、年がいちばん重く、次が月、日はごく軽いとされます。午未天中殺の人の2026年・2027年の6月から8月のように年と月が重なる期間は、とくに意識しておくとよいでしょう。

海外で暮らしている場合、日付は変わりますか

節入りは世界共通の一つの瞬間です。この記事の日本時間を、お住まいの地域の時刻に換算してください。時差によっては、節入りの日付が一日ずれることがあります。

天中殺のカレンダーは、未来を言い当てるための表ではなく、予定を組むときの目安です。年と月の境目を正確に知っておくだけで、余計な心配はずいぶん減ります。いつ始め、いつ整えるか。その配分を考える手がかりとして使ってください。

2026年・2027年の流れを、あなたの命式で読む

パーソナル鑑定のスタンダードでは、今年の流れを節月12か月に分けてたどり、仕事・お金・恋愛・家族のテーマを命式から整理します。長い流れを見たい方には、80年の年表を収めたフル鑑定があります。

パーソナル鑑定「スタンダード」 · US$19.90 フル鑑定 · US$71.90

ほかに「これからの十年」US$35.90と「プレミアム」US$81.90もございます。すべての鑑定を比べる →